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  • 2013.02.04 Monday

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    五重塔(瑠璃光寺 山口市)

    • 2013.02.01 Friday
    • 02:58

    早朝、思い立って山口市の瑠璃光寺へ足を運んだ。
    朝靄の中、静かに立つ茅葺の五重塔は、
    数年間に訪れた奈良に近い京の浄瑠璃寺の
    ひっそりとした背景の中に絢爛と立つ塔ともちがって、
    これもまた素晴らしいの一言であった。
    こういうのを好一対というのではないだろうか。
    その重厚さは一幅の墨絵を見るようだった。



    悲劇の古城

    • 2013.01.01 Tuesday
    • 16:56

    ディズニーランドのシンデレラ城のモデルといわれているがこの古城の歴史は悲しい。ルートヴィヒ2世はワーグナーを庇護したことでも知られるが、中世への自らの憧れからロマンティックな城の建設を思い立つ。その名ノイシャバンシュタインは新しい白鳥の意。王は完成間近かにわずか100日程度しかこの城に留まれず、別の場所で幽閉、最後は暗殺される。激動の歴史の中で翻弄されるわけで、城は悲しいほどに美しい。(2013年年賀状)

    風の足跡

    • 2012.11.01 Thursday
    • 00:42

    風の足跡(葛西臨海公園 東京都江戸川区)
    単調な風と波が片時も休まず、繰り返し、繰り返し、海岸の砂に織りなす営み。後に残る文様(もんよう)は砂の波紋。傾きかけた夕日がまるで段々畑のような美しい文様(もんよう)を浮かび上がらせる。誰もいない海岸は地球のキャンバス。その上に描かれる自然の刷毛目(はけめ)。海鳥の足跡が楽譜のように描かれることもあれば、貝が小さな穴から顔を出すこともある。でも気がつけばまた海の底。また今日も最初からキャンバスに描き直し。

    草の花火

    • 2012.10.05 Friday
    • 10:35
    マンジュシャゲ 赤 牧野庭園.jpg
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)(巾着田 埼玉県日高市 高麗)
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)は、お彼岸の頃、開花するので彼岸花とも呼ばれる。梵語で「赤い花・天上の花」の意味もあるという。その華麗さは、草の海の花火。毎年、巾着田を一気に赤く埋め尽くすマンジュシャゲは何を伝えようとしているのか。耳によみがえるのは、あの山口百恵の切ない歌声、「涙にならない悲しみのある事をしったのはついこの頃・・・♪ マンジュシャカ 恋する女は・・・♪ マンジュシャカ 罪作り・・・♪」

    白の貴婦人

    • 2012.10.05 Friday
    • 10:33
    マンジュシャゲ 白 牧野庭園.jpg
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)(牧野庭園 東京都練馬区)
    秋分の日の前後、忽然と登場する赤い曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)は季節の到来を知らせる花でもある。曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)と言えば赤い色が名刺代わりだし、その咲き誇る姿は赤い絨毯にも似て圧倒させられる。その傍らにひっそりと咲く白い曼珠沙華がある。「忘れないで」と静かに語りかけているようでもあるが、曼珠沙華そのものの姿ゆえに、白無垢の嫁入り姿を彷彿とさせる。

    桜桃(コスモス)

    • 2012.09.15 Saturday
    • 01:27

    コスモスは秋桜の字が当てられるが、秋空がよく似合う。夏から秋に季節が移ろう頃、
    華奢(きゃしゃ)で楚々(そそ)としたコスモスが、恥らうように秋空に顔を向ける。あんなに力強かった入
    道雲が、今はうろこ雲に。その天の高さは、厳しい冬の到来の近いことをそっと教える。
    コスモスの花言葉は「乙女の真心(まごころ)」。可憐さ、優しさ、気高さ・・・ 嫁ぐ娘が母を想うあの名曲「秋桜」の山口百恵のファルセットは、私たち世代の大切な思い出。

    真夏の甍(妙心寺 京都)

    • 2012.08.15 Wednesday
    • 08:30
    SANY0516.jpgpixel640.jpg
     油照りの京都。青い空に白い鯨が泳ぐ。焼(やき)瓦(がわら)は強烈な日差しを全身に受け、猛暑を遮断する。日陰の伽藍(がらん)を渡る風は涼しい。天井に描かれた八方睨(にら)の龍は、すべてのものを睥睨(へいげい)し、やがて来る冬の厳しさを乗り越える。

    待ってー ヤダヨー

    • 2012.08.01 Wednesday
    • 08:33
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    からだにまつわりつく水は、宇宙空間にいるような別世界を創り出す。心地よい爽快
     さが全身を包む。光と水が織り成す舞台での鬼ごっこは子どもたちにとって最高の遊び。
    「ボード貸してー」「やだよー」動けば動くほど、心地よさが増してくる。
    夏の午後、永遠の楽しさがふたりを支配する。海でも、川でも、プールでも、子ども
     たちは水の中で、自分らしさを取り戻す。人はもともと水生動物だったのかな。

    お兄ちゃん! 何が埋まっているの?

    • 2012.07.20 Friday
    • 07:54
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    浜遊びは楽しい。ドラえもんのポケットのようにお兄ちゃんは次から次に面白いことを考えだす。貝を掘っているのかと思ったら、池になり、底には何が動くものがある。「よく見てごらん」「あ!ヤドカリだぁー」 もっと掘れば、もっといろいろなものが出てくるのかしら。「お兄ちゃん! 私にも掘らせて!」 二人だけの秘密の池だよね! あ!お尻がぬれちゃった!

    乙女の髪飾り

    • 2012.06.01 Friday
    • 09:54
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    額(がく)紫陽花(あじさい)(あじさいの里 神奈川県開成町)

      紫陽花(あじさい)は日本原産。アジサイのなかではガクアジサイがことのほか好き。まるで乙女の髪飾りにも似た品のよさ。控えめに周りに咲く花は装飾花と呼ばれるが、セイヨウアジサイではほとんどが装飾花。花の中央部はよく見ると宝石箱のよう。その周りを優しく取り囲む風情(ふぜい)は、薄化粧にも似た気品に満ちる。アジサイは色変わりすることから、花言葉は「移り気」が知られるが、ガクアジサイには似合わない。