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  • 2013.02.04 Monday

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    草の花火

    • 2012.10.05 Friday
    • 10:35
    マンジュシャゲ 赤 牧野庭園.jpg
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)(巾着田 埼玉県日高市 高麗)
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)は、お彼岸の頃、開花するので彼岸花とも呼ばれる。梵語で「赤い花・天上の花」の意味もあるという。その華麗さは、草の海の花火。毎年、巾着田を一気に赤く埋め尽くすマンジュシャゲは何を伝えようとしているのか。耳によみがえるのは、あの山口百恵の切ない歌声、「涙にならない悲しみのある事をしったのはついこの頃・・・♪ マンジュシャカ 恋する女は・・・♪ マンジュシャカ 罪作り・・・♪」

    白の貴婦人

    • 2012.10.05 Friday
    • 10:33
    マンジュシャゲ 白 牧野庭園.jpg
    曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)(牧野庭園 東京都練馬区)
    秋分の日の前後、忽然と登場する赤い曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)は季節の到来を知らせる花でもある。曼珠沙(まんじゅしゃ)華(げ)と言えば赤い色が名刺代わりだし、その咲き誇る姿は赤い絨毯にも似て圧倒させられる。その傍らにひっそりと咲く白い曼珠沙華がある。「忘れないで」と静かに語りかけているようでもあるが、曼珠沙華そのものの姿ゆえに、白無垢の嫁入り姿を彷彿とさせる。

    桜桃(コスモス)

    • 2012.09.15 Saturday
    • 01:27

    コスモスは秋桜の字が当てられるが、秋空がよく似合う。夏から秋に季節が移ろう頃、
    華奢(きゃしゃ)で楚々(そそ)としたコスモスが、恥らうように秋空に顔を向ける。あんなに力強かった入
    道雲が、今はうろこ雲に。その天の高さは、厳しい冬の到来の近いことをそっと教える。
    コスモスの花言葉は「乙女の真心(まごころ)」。可憐さ、優しさ、気高さ・・・ 嫁ぐ娘が母を想うあの名曲「秋桜」の山口百恵のファルセットは、私たち世代の大切な思い出。

    胡蝶(こちょう)のような花

    • 2012.05.01 Tuesday
    • 08:00
    シャガ
    シャガ(円覚寺 神奈川県鎌倉)

    花にはいくつもの名を持つものが多い。シクラメンの和名は「豚の饅頭(まんじゅう)」と「篝(かがり)火(び)草(ばな)」のふたつ。もちろん篝火草に軍配を上げる。ハナミズキはアメリカヤマボウシの名もあるが、英語ではdogwoodと呼ばれる。風情のないことはなはだしい。
    桜の散った後にひっそりと咲くのがシャガ。アヤメにも似たその花は、檜(ひ)扇(おうぎ)を意味する漢語「射(や)干(かん)」と書くらしいが「胡蝶(こちょう)花(はな)」とも呼ばれる。まさに名は体をあらわす。

    春はさくら

    • 2012.04.02 Monday
    • 06:48


    東京学芸大学(武蔵小金井)

    春はあけぼの・・・とはいうものの やはり桜を見ずして春は語れない
    桜 櫻 サクラ さくら ひら仮名が私は好きだ
    なじみのソメイヨシノはエドヒガン系のサクラとオオシマザクラの交配で生まれた園芸品種だそうだが、まさにハイブリッドの代表。同じ日に開花するのもクローンのなせる技とか
    古来、わが国では梅こそが愛でる花であり、桜は流行病と重なり、西洋の月にも似た狂気にもつながる不吉な花とされたこともあったそうな
    それほどに圧倒的な美しさで我らを凌駕し、その散り際のよさでまた心を打つ花でもある 
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    崩れゆく砂糖菓子

    • 2012.03.01 Thursday
    • 06:00
    20100406 アカバナミツマタ縮小前田邸 (17).jpg
    アカバナミツマタ(駒場野公園 東京都目黒区)

    毎年、色づく君を私は待っている。それなのにひっそりと別れも告げず去っていく。
    透き通る肌に紅の装い、音もなく崩れ消えてしまう君。
    あなたはこの世の美しいものほど、はかないということを伝えるためにやってくる。
    また来年もきっと会えますよと、あなたを支える小枝たちは教えてくれる。
    私はその日を待つ。あっけない別れが繰り返されることを知りながら。
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    蝋梅 春の兆し

    • 2012.02.14 Tuesday
    • 10:00
    SANY0196縮小.jpg
    鎌倉にて 蝋梅

    春の兆しといえばなんといっても梅だろう。蝋梅が梅の仲間かどうかは知らないが、確かに蝋細工と見まごうばかりの梅に似た花である。早いものは正月頃から咲き出すと言うが、蝋梅は数少ない冬の花かもしれない。
    梅の前に咲く梅の花とうろ覚え、そのあざやかな蝋のような感触、かすかなよき香りに感動する。
    梅、桜と一斉に咲き誇る直前のひっそりとしたその美しい姿に、つい「蝋梅でも見に行こうか」と連れ合いに話しかける。
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    錦 秋

    • 2011.11.15 Tuesday
    • 07:45
    神護寺の紅葉(京都)
                              神護寺の紅葉(京都)

    秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ) 濃いも薄いも 数ある中に・・・  誰もが口ずさむ童謡。 
    錦織(にしきお)りなすというが、抜ける空の青さが、照り映える陽光がその鮮やかさをいっそう際立たせる。
    どんなに暑い夏も、気がつけば清々しい秋に変わり、どんなに厳しい冬も時が来ればやさしい春に変わる。
    確実な四季の移ろいの中で育った私たちは、その年の寒暖の差を紅葉の鮮やかさで知ることになる。


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    野に咲くダイヤモンド

    • 2011.10.23 Sunday
    • 17:14

    DSC_0455-s.jpg

    レースフラワー(マッターフォルン山麓にて スイス)


    野の花にはあざとさがない。化粧なしの美しい乙女の姿そのもの。 
    生まれ落ちた土地の地味(ちみ)は薄かろうが、それがあなたには一番適している。
    山の厳しい風と雪、雲の運ぶ水気と束の間の陽光のなかで清純(きよらか)さは磨かれる。
    そして短い夏に、一時(いっとき)の可憐な挨拶を済ませると、また長い一年の眠りにつく。
    あなたは世界で一番はかなく、そして、いとおしいダイヤモンドの花。


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